彫り物の原図

2018 年 05月 15日

 寺社建築ならではの彫り物に、切妻に取り付けられる「懸魚」(下の写真)と、桁をうけるところの「蟇股」(上の写真)があります。

 その「懸魚」と「蟇股」の原図を、設計士の菅野さんが書いてくれました。

 専門の彫師さんに彫ってもらって取り付けるのだそうです。

 「懸魚」は本堂の切妻部分に取り付けられますが、なにしろ敷地いっぱいに建物が建つために、正面からは見えず、

墓地の方からとか、幼稚園の園庭からとかのほうがよーく見えるようになると思います。

 「蟇股」は庫裏の妻壁に取り付けられますから、道路からよく見えます。禅寺の庫裏のように急こう配の大きな屋根があって、その妻壁にいくつもの蟇股が見えるような意匠はできませんが、そのイメージを醸し出せたらと思って、取り付けてもらうことにしました。


 これ以外の彫り物としては、本堂西側の「火頭窓」があります。

 幅一間半の火頭窓が四か所並ぶ様子は、いかにも禅寺という雰囲気になると思います。

 これも墓地にいく園路から見上げるか、墓地から眺めるのがビューポイントかと思います。