市原別院の先住人(その1)

2010 年 06月 10日

草刈りをしているといろんな発見や出会いがあります。

原っぱのいたるところに土が盛り上がり、あれは「もぐら」の仕業。原っぱのところどころに可愛い花を咲かせてはいるものの、棘だらけの草は「ワルナスビ」というのだそうです。雑木林の中には、「お茶」の木や実生の「山椒」の群落。地面に穴を掘っているのは「野ネズミ」だろうか?大きめの穴は「野ウサギ」か?草刈りをしていて飛び出してきた小動物がいました。原っぱから一目散に薮の中に駆けこみます。草刈り機の音に驚いて逃げたのでした。端っこまで草刈りをして折り返してくると、またまた飛び出して、こんどは薮ではなく原っぱの真ん中の方に走りだして、刈ったばかりの草の中に頭を突っ込みました。

どこで見ていたのか、そのそばにカラスがフワッと舞い降りました。その小動物を狙っているのです。あわてて小動物を捕まえると、なんと野ウサギの子どもでした。【左写真】いきなりつかまってしまったので、長い後ろ足を蹴って逃げ出そうとしましたが、そっと手の中に納めると、安心したようにおとなしくなりました。

人間の都合で草刈りをしていますが、たくさんの先住人のお邪魔をしている自分に気づきました。せめて、仲良くしようと思いつつ、先住人の子を薮の中に帰してあげました。でも、カラスという先住人は、獲物にありつけずに、私のことを怨んでいるかもしれません。

平成22年6月2日